「ジョンソン・エンド・ジョンソンとガイアックスの合同新人研修」に約7割が関心、Withコロナ時代の新たなモデルケースとなるか
今回の取り組み実施にあたり、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるため、オンライン会議を活用したテレワークが各企業に浸透している一方で、2020年卒の新入社員は、テレワークの拡大によって自社の社員や顧客との交流機会が減少していると指摘。
業種業界を超えた人との出会いが人を磨き、自己理解(セルフウェアネス)を促進するという両社の想いから、ヘルスケアとITという異業種2社によるオンライン上での合同新人研修が実現しました。テレワーク時代における新しい研修のあり方を各企業が模索するなか、こうした企業の垣根を超えた取り組みについて、どう受け止めたのか調査を実施。その結果、様々な声が寄せられました。
合同新人研修の目的に約9割が共感、他社との他流試合の効果に期待
はじめに本調査では、ジョンソン・エンド・ジョンソンとガイアックスが実施した企業の垣根を超えた合同新人研修について、どのように受け止めたかを聞きました。
「興味があり、行なっていきたい」(18%)、「興味があるが、行うのは難しいと思う」(47.2%)を合算すると、全体の65.2%が興味・関心を抱いていることがわかりました。ただ、好意的に受け止めてはいるものの、全体の約5割が実行に移すのは難しいと回答。業界の垣根を超えた合同新人研修のため、他社とのコネクションやプログラム作りに多くの企業が難しさを感じていることが推測されます。
次に、今回の合同新人研修により「交流機会や自身の成長機会の創出」、「業種業界を横断した人材育成」を実現させたいという目的・趣旨について所感を尋ねました。「大きく共感する」(28.1%)、「ある程度、共感する」(59.6%)を合算すると、実に全体の約87%が共感を示しました。
続いて、企業の垣根を超えた合同新人研修が今後広がっていくかを尋ねました。「大きく広がると思う」(9%)、「ある程度、広がると思う」(57.3%)を合算すると、全体の約66%が、異業種合同の新人研修が広がるとの見解を示しました。
これまで新入社員研修と言えば、ビジネスマナーやロジカルシンキングなどの「座学」やディスカッションのような「参加・体験型」などのプログラムで構成され、自社内で完結されているケースが一般的でしたが、「他流試合」を早期に経験させることが新入社員の自己成長を促す取り組みとして有効であるとの認識から、回答者の賛同を集めたのかもしれません。
続いて、合同新人研修においてどのような効果・シナジーを期待するかも尋ねました。
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