DX推進を支援するパートナープログラム「INDUSTRIAL-Xパートナーズ」立ち上げ

株式会社INDUSTRIAL-Xは2020年6月、企業のDX(Digital Transformation=デジタルトランスフォーメーション)の推進を支援するパートナープログラム「INDUSTRIAL-Xパートナーズ」の立ち上げを発表した。DX支援の実績とリソースを持つ企業との連携を通じ、事業変革を目指す企業の課題解決に向け、多角的なアプローチを行うとしている。

DX推進の課題は自社のITリソース不足

現在、日本のあらゆる業界でテクノロジー活用を通じた革新的なサービスが展開され、多くの企業がDXを推進している。一方で、DXの実施にあたっては、自社でまかないきれないITソリューションや導入支援人材などのリソース(経営資源)調達が課題となっているという。実際に多くの企業で「DX推進に特化した専門家の不在」、「最適なリソース選定ができない」、「ITベンダーからのリソース調達の限界」といった声があがり、DX推進の障壁となっている。


このような状況のなか、多くの企業のDX推進実績をもつINDUSTRIAL-Xは、企業のDX化における経営モデルの立案や、あらゆるリソースの提供など、包括的な支援を行うことを目的として「INDUSTRIAL-Xパートナーズ」を発足。パートナー企業と連携し、企業のDX化をサポートするという。

「INDUSTRIAL-Xパートナーズ」によりDX推進の包括的な支援が可能に

本プログラムを共に立ち上げるパートナー企業は、「IoT」や「AI」、「デジタル」、「フィジカル(物理的なサポート)」など、幅広い分野のリソースを保有しており、その活用実績も多い。そのため、企業は多数の実績や導入事例などを参考に、最適なリソースの選択が可能だという。


なお、同社ではDX推進に必要な経営モデルを策定。その実現に向け、あらゆるリソースをパートナー企業経由で選定し、導入可能な体制整備を実施する。これにより、自社とITベンダーリソースのみでは解決困難だった企業の課題に対し、ワンストップで解決に向けた提案が行えるという。世界から遅れをとる日本企業のDX化を推進することで、国際競争力の強化と企業のさらなる発展を目指す意向だ。


経済産業省が警鐘を鳴らす「2025年の崖」からも注目を集める企業のDX化は、今後も益々加速すると見られている。企業は導入にあたっての課題を洗い出し、効果的な推進方法を検討する必要があるのではないだろうか。

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