「在中国日系企業における現地社員の給与に関する調査」 2019年度の予測昇給率は6.61%。業種別では「医薬・生物」が最も高い

中国に進出した日系企業で働く現地社員の給与額は、大きな関心事だろう。人件費の高騰が経営に大きく影響することが明らかだからだ。どのような推移をたどっているのか、パソナグループのパソナ上海が「在中国日系企業を対象とした現地従業員の給与に関する調査」として実施し、2月にレポートを発表した。ここでは、その中から昇給率と賞与について取り上げる。


なお、調査は2018年9〜10月、在中国日系企業に対して、インターネット調査で行われ、946社からの有効回答を得ている。


在中国日系企業における現地社員の「昇給率」は、「2018年度平均昇給率実績」が6.93%で、前年度実績より0.08ポイント高い。それを踏まえた「2019年度予測昇給率」は6.61%であった。



※株式会社パソナグループ調べ


また、「2018年度賞与の平均支給月数」は2.12ヶ月分。これは前年度と比べると、0.03ヶ月分の減少。なお、「2019年度予測賞与」は2.14ヵ月分であった。


地域別に昇給率を見ると、「華北」が7.07%、「華東」が6.96%、「華南」が6.8%の順で高い結果となった。


※株式会社パソナグループ調べ


2019年予測においても順位は同じく、「華北(6.92%)」、「華東(6.65%)」、華南(6.38%)」となっている。


最後は業種別の2019年予想昇給率を紹介する。


※株式会社パソナグループ調べ


結果は上の表の通りで、「医薬・生物」が7.69%と最も高く、次いで「IT・情報・通信業(7.42%)」、「総合商社(2つ以上業界を跨ぐ)(7.25%)」と続いている。

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