理系就活、「生物・農」は推薦ゼロ。専攻によって選考の方法に顕著な違い

IoT、AIなど次世代技術分野へのニーズから、理系学生の存在が今まで以上に重宝されてきているが、彼らは就活に対してどのような考えを持っているのだろうか。理系学生向けスカウト型就活サービス「LabBase(ラボベース)」を提供している株式会社POLは2019年7月、全国の理系大学院修士2年生155人を対象に、「就職活動に関する調査」を実施した。


研究にコアタイムなどの拘束があると、やはり就職活動のしやすさに影響が出るのだろうか。

まず、「コアタイムの有無」を尋ねると、コアタイムのある研究室に所属している修士2年生は32.9%。




中でも、化学専攻の69.2%、生物・農専攻の60%の学生がコアタイムがあると回答しており、情報・機電などの他の専攻に比べ、コアタイムがある研究室が多いことが見受けられる。




続けて、「就職活動をしにくいと感じることがあるか」と尋ねると、「就職活動をしにくい」と回答したのは「コアタイムありの学生」で39.2%、「コアタイムなしの学生」で6.7%であった。


この結果から、コアタイムのある研究室に所属する学生ほど、就職活動がしにくい状況であることが分かる。




採用ブランディングにおいて認知度の高い会社は有利であると言われるが、修士2年生は、内定した企業を就活開始時に認知していたのだろうか。


回答結果を見ると、22.4%が「就活開始時には全く知らなかった企業」に内定承諾した/しようとしていることが分かった。




では、就活開始時には知らなかった企業をいつ知ったのだろう。

「就活開始後、(自分が内定した企業のことを)いつ認知しましたか?」と尋ねると、最も多かった時期は「1月〜3月」であった。

本選考が始まる直前であることから、インターンなどでは視野に入れていなかった企業にまで幅を広げていると考えられる。




専攻の違いによって、一般応募と推薦の割合はどれくらい違うのだろうか。

まず、修士2年生全体では「一般応募」が71.8%で、「推薦」が28.2%。




専攻別に見てみると、推薦による選考を受けた割合は、「物理・数学」が10.0%、「化学」が20.0%、「生物・農」が0%と非常に低い結果になったのに対し、「情報」が66.7%、「機械」が50.0%、「電気・電子」が60.0%と高い結果となった。


また、推薦による選考を受ける学生の割合は、専攻によって大きく異なることが分かった。



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