TOWAが60歳定年後も正社員と同水準で処遇する「再雇用制度」を創設

TOWA株式会社は、2022年3月16日より「新再雇用制度」を導入することを発表した。新制度は、定年(60歳)を迎えた再雇用者のモチベーションや働きがいを維持した上で、貴重なベテランの労働力を確保する仕組みとなる。企業文化の継承により、持続的な企業成長を目指す狙いもあるという。

定年後も“ほぼ同じ処遇”で働き続けられるような制度設計

TOWA株式会社は2022年2月に、60歳定年を迎えた後の「新たな再雇用制度」を同年3月16日から始動させることを発表した。新制度の概要は以下の通りとなる。

●資格・基本給(正社員と同水準)
再雇用時の資格に基づき給与を決定し、半年ごとに雇用条件(資格・給与)を決定。

●各種手当(正社員と同水準)
引き続き支給する。

●賞与(正社員と同水準)
会社業績と評価に基づく賞与額を支給する。

●昇降給・昇降格(正社員と同水準)
評価に基づく昇降給および昇降格。

●勤務形態(正社員と原則同じ)
フルタイム勤務・再雇用者が希望する場合は短時間勤務も可能とする(最短24時間/週)。

●雇用形態(定年前とは異なる)
60歳~64歳:
1年間の有期雇用。本人が希望する場合は、65歳まで契約更新することが可能(この点は現行通り)。定年時管理職の従業員は、特段の事由がある場合を除き、再雇用時には一般社員(非管理職)となる。

65歳~70歳:
1年ごとの有期雇用。ただし、本人が雇用継続を希望し、かつ会社が承認した場合に雇用継続となる。


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