2020年卒の採用予定数は増加傾向、セミナー開始時期は前倒しに

学情は2019年3月22日、「2020年3月卒業予定者採用動向調査レポート」を発表した。全国の企業や団体を対象に実施したWebアンケートの結果をまとめたもので、調査期間は2019年1月7日~1月31日。有効回答数は1947件。


アンケートを集計した結果、2020年3月卒業予定者を対象とした各企業、団体の採用予定数は増加傾向にあることが分かった。採用予定数を「増やす」という回答が28.1%となり、前年調査の26.1%を2ポイント上回った。

ただし、「減らす」が5.8%(前年は4.6%)、「採用凍結」が1.3%(前年は0.9%)、「以前も今後も採用しない」が2.8%(前年は1.3%)と、採用に積極的でないことを示す回答も増加している。



※株式会社学情調べ


採用を増やす理由(下のグラフ左)としては、「業務拡大のため」が33.5%で最多となり、前年調査の23.8%に比べて9.7ポイント上昇した。学情は、激しい変化を続けるビジネス環境に対応するために、各社は業務拡大を図っており、拡大する業務に対応できる人材を確保しようと動いていると分析している。

一方で採用を減らす理由(下のグラフ右)としては、「余剰人員の是正・人員構成適正化」が22.1%で最多となった。前年調査では32.1%だったので、10ポイント減少したことになる。人員整理に迫られている企業が減少したものと考えられる。



※株式会社学情調べ


また、2020年3月卒業予定者の採用の難易度について尋ねたところ、「難しい」(42.6%)と「やや難しい」(33.3%)の合計値が75.9%となった。前年調査では「難しい」が42.8%で、「やや難しい」が31.4%。合計74.2%だったので、採用が難しくなり、前年以上の売り手市場になることを予想する回答が増加したことになる。文系と理系を比較すると、文系については「難しい」という回答が32%(前年は32.6%)。理系については「難しい」という回答が50%(前年は51%)と、理系の卒業予定者の採用をより難しいと考えている傾向が現れた。



※株式会社学情調べ


採用が難しくなると予想する企業や団体が増加しているせいか、採用スケジュールを前年に比べて前倒しするという回答が増加した。企業セミナー開始時期を尋ねたところ、採用広報解禁月である3月が44.9%で最も多かったが、前年調査では54.4%だったので、9.5ポイント減少している。



※株式会社学情調べ


その分、3月よりも前に開催するという企業が増加している。2019年12月という回答が14.3%、2020年1月が9.4%、2月が19.5%。合計で43.2%が、3月よりも前に企業セミナーを開催すると回答している。前年の調査では合計で30.5%だったので、12.7ポイント増加したことになる。

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