採用活動の早期化により、2022年3月時点で「就活を終えている」という学生も。23卒生の約6割がすでに内定を所持か。

株式会社ライボ(以下、ライボ)は2022年3月14日、2023年卒業の学生(以下、23卒生)を対象に実施した、「23年卒 就活実態調査」の結果を発表した。調査期間は2022年3月2日〜8日で、23卒生の男女238名から回答を得た。これにより、23卒生の就活状況や内定所持率などが明らかとなった。

9割近くの23卒生が既に就活を開始。情報解禁より「前倒しされている」との実感も

採用活動の早期化が進む中、23卒生の就職活動はどのような状況なのだろうか。

はじめにライボが、「就活を開始しているか」を尋ねると、「はい」が88.2%、「いいえ」が11.8%となった。調査に参加した23卒生の9割近くが、既に就活を開始しているようだ。




また、「既に就活を開始している」とした学生に対し、「開始時期」について質問すると、「2021年6月より前」が39.4%で最多となった。以下、「2021年6月〜8月」が38.5%、「2021年9月〜12月」が13%と続き、既に就活をしている学生の約9割が、2021年中に就活を開始していたことが明らかとなった。

あわせて、「企業の採用活動が3月の情報解禁よりも前倒しされていると思うか」を尋ねた質問では、「はい」が82.8%、「いいえ」が6.3%となった。8割以上が、「採用活動が前倒しされている」と感じていることが判明した。



“就活で重視すること”は「給与や待遇の良さ」が約7割でトップに

続いて、同社が「就活の企業選定で重視すること」について尋ねると、「給与や待遇の良さ」が70.2%で最も多くなった。以下、「職場の雰囲気」が67.6%、「仕事の業務内容」が64.7%などと続いた。「大手もしくは有名企業であるか」(26.9%)は3割以下と低く、「SDGsの取り組み」(9.2%)や「LGBTへの姿勢」(4.6%)についても、それぞれ1割を下回る結果だった。



約6割が2022年3月時点で内定を所持。既に就活を終えている学生も

次に、同社が2022年3月時点での「内定状況」および「就活終了状況」について質問すると、「内定が出ている」が全体の60.1%となり、そのうち39.9%が「既に就活を終えている」と回答した。




また、「既に内定が出ている」とした回答者に対し、「内定所持数」を尋ねると、「1社」が51.1%で最多だった。以下、「2社」が29.8%、「3社」が10.6%、4社以上が8.5%と続いた。

あわせて、「内定が出た時期」についても質問すると、最も多かったのは「2022年1月~2月」で66%に。以下、「2021年9月~12月」が37.5%、「2022年3月」が9%などという結果だった。



約9割が「就活オンライン化」に賛成。その理由とは

最後に同社は、「就活がオンライン主体となったことについての賛否」を聞いている。すると、「賛成」が66%、「やや賛成」が24.8%で、合計90.8%がおおむね賛成していることがわかった。

また、「その理由」については、「移動などの交通費が浮くから」が92.1%、「同日に数社の選考を受けられる」が72%、「対面よりも緊張しない」が36.4%などとなった。




23卒生の中には、2022年3月時点で既に「就活を終えている」という学生もおり、採用活動早期化の流れが加速していることがうかがえる結果だった。また、「就職する企業を決定する上で重視すること」の上位に、「職場の雰囲気」や「業務内容」がランクインしていることから、学生獲得に向けては「入社後をイメージできる選考かどうか」もポイントとなるだろう。他の企業の状況も気にしつつ、採用活動の開始時期や実施方法などを検討したい。


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